2010年6月20日日曜日

罪の重さ

W杯サッカー仏代表のFW選手ニコラ・アネルカが、代表監督レイモン・ドメネクに暴言を吐いたことで、アネルカは最終戦を待たずに代表を外れることになった。

別にアネルカでなくてもフランス国民の大多数がドメネク監督に暴言を投げつけたかったはずだろうから、別にそこまで騒がなくてもいいんじゃないかなぁーと思う私。

一方で、ワールドカップ前に未成年の少女の売春に関わったとされるフランク・リベリーは、そのスキャンダル中にはマスコミで騒がれ、欧州チャンピンオンズリーグでは出場停止となったけれど、その後彼は代表を外れることもなく、某銀行のテレビコマーシャルにも元気な姿で笑顔を振りまいている。

アネルカの暴言よりもリベリーの売春のほうがもっと厳しい社会的制裁を受けるべきなのではと思うのだが、この国ではどうも違うらしい。

サッカーより日本の相撲が大好きな夫に、「琴光喜が野球賭博を認めて、大変な事になってるみたいだよ」と教えてあげた。

夫「なんで?何が悪いの?」
私「…野球でギャンブルしちゃいけないんだよ。法律で禁止されているから」
夫「ふーん…。日本って変だね」

そう言い残して、もうすぐ一歳になる息子を抱き上げた夫は、我が子にこう話しかけた。
「いいかい、何か悪い事がしたくなったら、日本じゃなくてフランスでやるんだよ。そのほうが罪が軽くて済むからね〜(ほっぺにチュ)」

息子よ、どうか悪い誘惑に負けない強い子に育っておくれ。っていうか、絶対悪い事なんてさせません!!ママンが許しません!!!

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