2010年7月4日日曜日

誕生日を迎える息子へ

君がこの世にやって来たとき、太陽は西へと進路をとり、

君のもう一つの祖国で、強い朝日となって大地を照らしていた

君には二つの時計が刻まれている

もしかしたら二つの時計が重く君にのしかかるかもしれない

もしかしたら時計は一つでよかったと思うかもしれない

そんなときは オルゴールの曲にのって 静かに眠っておくれ

星が君を見守っている世界で 休んでおくれ

そして また目を覚ましたら 空を見上げてごらん

二つの時計は いつも一つの太陽と共に

同じ時を刻んでいるから 





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